デザイン性と遊び心

土曜クラスの生徒さん作品を紹介します。

写実的な表現だけでなく、そこから遊び心を加えた作品は、イラストレーションとして興味深い作品に仕上がっていきます。

時間をおいて修正する時

以前描いた作品を持参され
時間をおいて気になるところを
もう一度手直しされました。

火の鳥をイメージして描かれたのですが、
背景の色が気になっていたようで、
手直しされました。

私も良くあることですが、
以前描いた絵を手直しするのと、
もう一度描いてみることについて
少しお話しします。

どちらも有効ですが、以前描いたものが気になる時、
もう一度描いてみることもお勧めします。
もう一度描き直してみるてよく感じるのは、
以前苦戦した部分は意外とさらっと
描けてしまうことです。

そしてパステルの発色も鮮やかに仕上げられます。
迷いなく色を選んでいけるせいなのか、
くすみも無くなって描けることです。

もしあなたが、以前描いた絵に対して
修正したいと感じる時、
もう一度描いてみるのもいいと思います。
たくさん迷った分だけレベルアップしている
ことを実感していただけると思います。

火の鳥をイメージして描かれた作品の
背景の色合いをもっと赤を強調したかった
この作品は、修正してラメも入って
印象的になりました。

素敵ですね。
ご本人は翼がまだ気になっていたようですが、
写実ではないにしても、鳥の翼の骨格など
知っておくことも大切です。
羽の方向なども写真画像などで
調べていくこともいいかもしれません。

遊び心はイラストレーションへ

さて同じ方ですが、今回仕上げられたのは、
馬をモチーフにした作品です。

馬の可愛らしさと、デザイン的なラインは、
楽しい感じです。
ヘアスタイルもアレンジして飾りを
ラメやシールを使ってアレンジされました。

いっぱい遊んじゃいました。
と話される生徒さん。
とっても素敵だと思います。
絵を描くことに決まりはないと
思っている私は、
そんな言葉やアレンジが好きです。

素敵ですね。

物語の始まり

こちらは、この4月から中学生になる生徒さん。

絵本のような世界観で、
物語が始まるようです。
3兄妹のウミガメの旅の始まりです。
それぞれのカメたちの個性を表すための表現、
展開していく期待感が感じられます。
次のシーンも楽しみです。

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