少しずつ秋の気配が見え隠れするようになって、それでも暑い夏の名残が続いています。
島田校の生徒さんが作品を仕上げられました。
今回は、こちらの作品を通して表情の描き方について紹介します。
顔の表情は、それぞれのパーツの微妙な端の処理と色の強さで変わる
表情を描きながら、仕上げの段階で、微妙な変化をつけていくことができます。
目元、目じりの処理にも微妙にシェーパーを使って、変化を加えていきます。
自然に変化していく影の差し方。ラインの力の抜け具合など、ほんの少しいじるだけで、表情はどんどん変化していきます。
口角の端の処理も同様です。
そして、ほほや、唇のふくらみ具合を光と陰でつないでいきます。
この柔らかい感じもパステルなら思いのままに変化させていけます。
表情を描くとき、仕上げ段階に入って繊細なタッチで、目元口元の強弱を
目がしらや目じり口角に施します。
そして、大切にしたいのは描いているときの気持ちなのかもしれないですね。
ご本人も表情を描こうと熱心に取り組まれていました。さらにスキルアップした感じがします。
人物画の醍醐味かもしれませんね。
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