下絵作り

下絵を作っていく時の様子を紹介します。

下絵になるまでには、とても時間がかかることもあります。
何度も何度もラフスケッチを描き直して、イメージを固めていきます。

イメージをラフスケッチ

来年の3月の個展に向けて、干支は辰年。
なら久しぶりに1枚描いてみようかなぁ。

まずはラフスケッチ。

何枚もラフスケッチしながらイメージを固めていきます。
100円ショップの落書き帳は、クロッキーのスケッチブックより低コストでありがたいです。紙も薄いので下に描いた線をトレースできます。

何度も描いていると、不思議と線もノビノビしていきます。
私は、この段階では、消しゴムを使いません。ひたすら走り書きのように描き続けます。

だいぶ構図も決まってきました。線がいっぱいすぎてはっきりしなくなったので、筆ペンで一度描き入れてみました。
龍の体のラインが決まらないなぁ。

さらに何度も描いて、使う線だけトレースしながら、下絵を作っていきます。

こんな感じでやってみようかなぁ。

龍の体のしなり具合を、ホースを丸めてみたりしながら、背中部分とお腹部分が、どうなるかみてみたりしました。

とりあえずこんな感じでトレースに入ります。
体の部分はまだ迷っているのですが、あとは、パステルで進めながら変えていくことにします。

下絵から彩色へ

今回の龍は、色使いも暗くならないように、進めていきます。

顔の部分と背中の立髪みたいな部分はカラフルに色を足しながら描くことにして、ラメを加えてみることにしました。

写真で撮るとよくわからないですね。
ラメを定着させるのに、アルコールを使ってみました。

ようやく完成です。

希望
夢を叶えて…。