パステル鉛筆で猫を描く

10センチ角シリーズ。パステル鉛筆を使って猫を描いてみることにします。今回は段階を追って描いていく様子を紹介します。
まずは下描き。
パステル鉛筆の一色で明るい所と暗いところの違いを意識して描き入れます。
白っぽい部分の色とやや赤みの部分の色を加えて色を置いていきます。
目の部分を細かく入れていきます。
右側の目の感じだとなんとなく、可愛いイメージから離れてしまって、少しずつ表情を変えるべく目の形を変えていきます。上瞼のラインの変化や、黒の強さのバランスなど変えながら、全体の猫の表情をイメージに近づけていきます。
白のパステル鉛筆を使って、明るい部分と暗い部分の変化をグラデーションで繋ぐように柔らかい表現になるよう混色していきます。
更に、背景の色で猫の輪郭を見せていきます。
この子にはオレンジ系が似合うかなぁ。
微調整を繰り返しながら、表情を作っていきます。
こんな感じに仕上がりました。
パステル鉛筆だけで描いてみましたが、混色するときは筆圧を軽くくるくると小さく回転させるように描きます。 逆に色を強く入れたい時は筆圧を強く、ぎゅっと描き入れます。
猫の表情が、微妙なラインや筆圧でかなり変化します。常に全体のバランスを見ながら細部を描くことに気をつけていきました。
小さな画面にはパステル鉛筆は有効が画材です。

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