画材の併用 枠書きをする手順
以前水曜日クラスの生徒さんが取り組んだ時の画像を参考に、
画材の併用 枠書きについて紹介していきます。
生徒さんが取り組む画材の併用は、白ボールペンを使った枠書きです。
レース模様みたいな枠を描いてその中にパステルで絵を描く方法を紹介します。
まずは、実際の絵を入れる大きさの外枠に当たる部分にブラシを使って粉にしたパステルを塗ります。
最後にオフホワイトのパステル粉にして、
白い部分と彩色した枠部分の境目が
自然に変化するようにブラシでふんわりと整えます。
ここまでできたら、一旦フィキサチーフで定着させます。
次に、白ボールペンで模様を描き入れていきます。
定規で直線を入れますが、硬い感じになってしまうので、定規で引いた線の横にフリーハンドで線を入れます。
こうすると、仕上がりが柔らかく手書き感がでます。
模様は、細かい方が仕上がった時に綺麗ですよ。
だいぶ枠が出来上がってきました。
出来上がったら、中の絵を描くのですが、パステルで汚れないように、トレーシングペーパーで保護していきます。
トレーシングペーパーからマスキングテープで1ミリほど出して枠ギリギリのところで固定します。
パステルの粉が中に入らないようにしっかりマスキングテープで保護します。
これで完成です。
この状態で、中の絵を描いていきます。
中の絵が完成したら、保護していたマスキングテープと
トレッシングペーパーを外して、完成です。
完成した生徒さんの作品がこちらです。
時々、生徒さんの中には、枠書きにトライする方もいます。
最初は、細かくて無理と思ってしまいがちな技法ですが、いざ取り組んでみると意外な仕上がりに、皆さんの、やってみてよかったの感想が聞けてほっとしています。
枠書きのポイント
枠書きは、定規を使って直線を書きますが、その線の隣にフリーハンドで線を引くと柔らかい感じになります。
細かい模様を入れていく方が仕上がりがきれいに見えます。
模様は、自由に楽しんで描くのがいいですよ。
何か思いがけない出逢いがそこにはある気がします。
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