花をモチーフに描く

このところ、パソコンと睨めっこ状態が続いていましたが、ようやく落ち着いたかなぁ。

サイトの不具合でご迷惑おかけしましたが、
今のところ動作しています。

ようやく落ち着いてパステルで描く時間が持てました。

途中の写真を撮るのも忘れて、描いてしまったので
今回は、紹介を含めて花をモチーフにした時の
ポイントなど書いていきます。

紫陽花は雨が似合う

誰もが描いてみたいモチーフに紫陽花がありますね。
今回は、紫陽花が、雨に濡れて雫がついた印象を
描いてみようと思いました。

紫陽花の花の色合いは、さまざまに変化していく
花のイメージで虹色にして、
普段は横や上からの視点で捉えることが多いのですが、
あえて雫が落ちていく様子にスポットをあてつつ
描いてみたかったので、
紫陽花の花の下の方を描くことにしてみます。

水滴を描き込みすぎて、なんだか気持ちよくないので、
何度か加えたり消したり…。

雨を入れて、それでもなんだか物足りない気もして、
迷いながら、しゃぼん玉を加えてイメージ。

紫陽花のような花は、花びらに見えるのは
額なのですが、これの見え方角度に変化を
つけてこんもりとした花に作り上げていきます。
額の隙間の奥行きは、切れ込みの深い鋭角な部分に
濃いめの色で入れ、そこからシェーパー で
色を外にひっぱっていくことでくっきりと
奥行きも表現できます。

ぜひ試してみてください。

彼岸花に挑戦

赤のパステルの扱いは、結構苦手で、
季節はだいぶ先ですが、初めて描くモチーフです。

娘からのリクエストで描いてみたものです。

灯籠の炎と花、そして雨。
私の印象では、彼岸花が似合うのかなぁと描いてみました。

炎は花に触れることができなくて、
雨は花を元気にしてくれる。
炎の涙は火花になる。
と言ったイメージのリクエストでした。

こう言ったイメージの場合まず、
モチーフをそれぞれコラージュして
配置や構成を決めていきます。

揺らぐ炎とスモーク、石灯籠、
彼岸花の画像を探して、構成していきます。

彼岸花を描くのは初めてで、
今までなかなか手が出せなかったモチーフです。
サムホールサイズで描いたので、
花の印象が伝わる程度にしか描けない。
大きいサイズで描く方が楽だったなぁと反省。

炎とスモークも今までほとんど描いていない
モチーフなので、どう表現すれば良いか迷いました。

はじめに炎とスモークの背景を入れ、
アルコールで定着させます。次に石灯籠を入れます。
石の感じが上手く出せたら良いんですが、ここでも苦戦。
そしてフィキサチーフで一旦定着させて、
彼岸花を描き入れます。

花びらの作りや、花びらのうねり具合、
めしべおしべのラインを
よく観察して描いていきます。

花びらのうねり具合を描くのは楽しいのですが、
なにぶん小さい画面のため、ここでも苦戦。
おまけに赤系のパステルは、掻き込みすぎると
ツルツルテカリが出て、
パステルが乗らなくなるので要注意。

案の定、何度も描き直すうちに乗らなくなりました。

細かい花びらにパステル鉛筆を使いたい
ところですが、鮮やかな赤い彼岸花にしたいので、
あえてパステルを直接描いていきます。

それで何度かやり直してるうちに
パステルが乗らなくなってしまいました。
フィキサチーフをかけてもう一度トライ。

印象が伝わればよしとしよう。

あとは、全体を見て、スモークを
パステル鉛筆で描いてシェーパー で動かしたり、
指で伸ばしたりして調節していきます。

予想通り、アルコールで定着させたので、
下の色が混ざらずに描きやすかったです。

今度描く時はもう少し大きい画面で描くことにしよう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です