これが描きたいんです

三島・修善寺教室の生徒さん達もだいぶパステルで描くことに慣れてこられたようです。
先日の三島教室の生徒さんが、新しくパステルのセットを購入されたと、見せてくださいました。
宝箱の蓋を開けるように、パステルの箱の蓋を開けると、宝石のように輝く新品のパステルたち。

見ているだけでワクワクしちゃいます。

描きたいイメージを具体的に構想していく

どんな絵が描き出されるんでしょうか?
今度はこれが描きたいんですと、お孫さんの写真を持参されました。
写真をもとにイメージもだいぶ固まっている様子でした。
全体の構想をうかがいながら、どんな印象の絵に仕上げていくのか?
写実的にしたいのか?などご本人のイメージを聞きながら、
写真の省く部分や、描き加える部分など明確にしていきます。

構想が固まった時点で、必要な部分をトレースしていきます。

楽しみな作品になりそうです。

生徒さんたちの会話の中に、描きたいものが
まだまだいっぱいあるようで話題がもりあがっていました。
わくわくでいっぱいですね。

紫陽花のやさしさ

修善寺教室では、ガクアジサイをモチーフに
描かれた生徒さんの作品を紹介します。

ガクアジサイの花。10センチ角の作品です。
花の色の表現に苦戦されたようです。
色を混色しすぎると、
どうしてもくすみがちになってしまいます。

そんな時は、
1.消しゴムで消してしまう
この場合紙の種類によっては、
紙の表面が荒れてしまうことがある。

2.ブラシでパステルを、履き出してから
フィキサチーフで定着
させたあと
混色による下の色が混ざらないようにするため)、
 白のパステルを乗せ、状況によっては
再度フィキサチーフで定着させて、
改めて混色していきます
あまりフィキサチーフをかけすぎると
パステルが乗らなくなってしまう場合もあるので
注意が必要

上記の1もしくは2の方法で修正していきます。

そんなこんなで、修正しながら、
一層柔らかなアジサイに仕上がりました。

修善寺教室では、他にも同じ絵を、
紙を変えて自分に合った紙選びを体感しながら、
柔らかさや立体物のふくらみの変化を表現するための体得。

色の変化を見つける気付き、
毛並みの表現方法など絵を通じて体得していっています。

皆さん熱心に取り組まれています。
これからの作品にどんどんいかされていくようです。

いっぱい楽しんでください。