枝垂れ桜を描く

こちらは以前のブログで人気のあった記事(2022ー2/20の記事より)です。あらためこちらのブログでも紹介していきます。

桜を描いてみようかと、色々なモチーフ探し。
春が近づくと描いてみたくなるのが桜ですね。
まずは構成とイメージ。
去年撮影した昇竜枝垂れ梅の枝振りが気になっていて、桜を描くつもりなのに、これは梅だよなぁ。
と迷っていたのですが、写真を見ていると木の立ち姿が昇竜に見えて来る。
これは、絵の中に忍ばせてみようと思いました。
枝垂れ桜のイメージになりそうな、画像をいっぱい見て、参考にして、
まずは背景の色イメージとテクスチャー作り。
桜の色が淡いので見える様な背景テクスチャにと、今回は全面先に色を入れてみました。
その後で横にあった丸めた使用済みのマスキングテープに目が行き、もしかしたらと。
画面の上をマスキングテープでトントン。
いい感じです。これもありかなぁ。ごろごろ転がしてみたりしながら、画面の質感に繋がっていけたみたい。
あとは、桜の枝ですね。桜ってよく見ると枝が結構見えてるんですよね。
描き込みすぎない様にしながら、細かな桜は、影色、中間色、ハイライトに分けて、粉を落としては、指先でトントンとおさえてみる。もちろんぼかしこむ部分も多々ありますが。
ハイライトの白は、枝垂の手前部分に流れる様に、均等にならない様に…。
何度もやり直しながら、入れてみました。
うーん、入れたかった昇竜、どうしようかなぁ。
そこで水面を描くことにしてそこから昇っていくことにしよう。
枝垂れ桜の隙間から遠くに見える昇竜イメージで入れてみることに。
こんな感じで仕上げてみました。
今回は、ラフスケッチなし、描いているうちに、思いつきで変更など、わがままな描き方になってしまいましたが、これもありかなぁ。

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