今年のスタートは、三島・修善寺教室です。
道中の富士山に輝きを感じながら向かいます。
まだお正月の名残がちらほら見える三島大社にお参り。カワセミさんには会えなかったけど、ひっそりと咲いているツワブキに静かな気持ちになりました。
想いを乗せて
三島教室では、お二人が、完成されました。
描く絵に想いを乗せて、仕上げていかれました。それでは、その様子を紹介します。
馴染みのある風景に想いを乗せて
こちらは、普段から馴染みのある富士山が見える千本浜を描かれたものです。
千本浜は、風も強く防風林がまっすぐ上に伸びないで、斜めに伸びていくこと、馴染みの富士山の形、そして長く続く海岸線の印象を大切に描かれました。
描いていくうちに、誰もいないのも寂しいと、初めは、人物を入れようかとも思われたそうですが、人物はなぁ…。と
そこで平和の象徴とも言える鳩を描き入れることになりました。B3サイズの大きな作品にのびのびと描かれました。
舞い上がる鳩の群れ、道にとまっている鳩の仕草にストーリーを感じます。
想いは膨らむイメージの世界
今年、お孫さんが生まれるそうです。写真資料を集めるために、スマホで富士山を撮ったりさえていたそうですが、空の雲を見て親子の竜をイメージしたそうです。
其れに富士山を入れて絵にしてみたいと相談がありました。
この一筋の雲が竜の親子をイメージさせたんですね。想いが膨らむとイメージも広がっていきます。
写真からコラージュして竜のイメージをより印象的にかきたして相談していきました。
手前は雲の霞を入れて、桜を咲かせて明るい印象をつけることになりました。
出来上がったのはこちら。
お二人とも、思いを膨らませて、絵をどんどん自分の世界観で描いていく様を見せてくれます。素敵ですね。
画面構成と技法
修善寺教室では、以前描いた枝垂桜を描いてみたいとのことで、取り組まれました。
ブログでも描いていく様子を紹介していたのでそちらを参考に取り組んでいただきました。
桜など満開の花を描く場合枝の流れる方向、枝の姿を意識して描いていきます。
更に、枝先の花の付き方を意識しながら描いていきます。
花がたくさんついている部分は重なり合う盛り上がった花を意識しながら色を重ねていきます。
短時間でしたが、完成されました。
印象的な枝垂桜になりました。素敵ですね。
そして、もう一人。愛ネコひなちゃんの次の作品の構成を相談していきました。今度はどこに連れていきたいかしら?
お話していきながら、イメージはどんどん広がっていきます。
今度はご本人とひなちゃんで水族館で、お魚を見ているシーンを描いてみることになりました。楽しみですね。
画面構成するのに、写真をコラージュしていく方法があります。フリー素材の写真や、自分で撮影した写真などを切り取ったり加えたりしながら画面を構成しながらイメージも固めていきます。
今回集めた画像資料で構成してみたのはこちら。
人物の後姿は描き手の後姿に変更しますが…。
お話ししながらあれこれ6枚ほどの写真を構成しています。
これで大まかな構成は出来上がりました。絵にしていくのが今から楽しみです。
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