アルコールを使ったパステル画

水曜日クラスの生徒さんから、アルコールを塗ってる動画を見たのですが、使い方がわかりませんか?
と質問を受けました。

実際に、私はアルコールを使って描いたことがなかったので、今回燃料用アルコールを使って、水曜クラスで実際に試してみることにしました。

アルコールを塗ると、パステルを定着して、さらにパステルを乗せて描いても下のパステルと混ざりにくいようです。

筆を使うと、若干の刷毛目も残るので、おもしろいかもしれません。

まずは、先日利休梅の写真を撮ったので、それを描いてみることにします。

ざっくりと下絵をいれてみます。

次にある程度イメージできるように影の強い部分に濃い色を置いてみます。

イメージが固まったところでフィキサチーフで定着させておきます。

さてどこにどんな色を置いてみたら良いものか試行錯誤ですが、暗い濃い色の上には白が引き立つと思うのですが、初めてなので遠慮気味にパステルをざっくり塗ってみました。

いよいよアルコール登場です。今回は燃料用アルコールを使うことにします。ドキドキしながらアルコールを筆で塗ってみました。

すぐに揮発するせいなのか、パステルを擦って取ってしまう事なく定着していきます。

ある程度乾いたら、いつものように描き込んでみることにします。

フィキサチーフをかけた上から描くのと変わらない感じですが、
重ねて塗っても下の色と混ざらない度合いはかなり効果的です。
パステルの乗り具合もいい感じです。

あまり変わらない感じがするのは、私が使っている
フィキサチーフは、アルコール類が使われているので、
そのせいかなぁ。

ドキドキしながら楽しんで描けました。
利休梅の花びらのひだ部分を描いていると
ドキドキした気分でいっぱいです。ワクワクかなぁ。

ということで、今回はこんな感じに仕上がりました。

アルコールを使って描くと、カラーペーパーのように下の色でパステルの発色が変わってくるのがおもしろい効果が出そうです。

何度か試してみようと思いました。

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