浮かび上がるイメージとシルエットの色使い

9月の生徒さん作品を紹介しないまま気が付けば10月に入ってしまいました。

暑さも少しは和らいできていますが、まだ夏の日の名残はありますね。

では9月の生徒さん作品を紹介していきます。


静岡校の生徒さんです。まだ制作途中ですが、色画用紙に思いのまま彩色。
ちょっと手を休めて眺めていると不思議に絵が浮かび上がってくる。
それをもう少し鮮明にちょっとだけ手を加えていく。
そんな描き方もあります。
これがかえって印象深くて、インパクトのある作品に仕上がっていくようです。


こちらは三島教室の生徒さん。沖縄旅行のスナップを絵にしています。シルエットではありますが、ポーズや深みのある色でワンシーンに彩りを加えています。
素敵ですね。

こちらも三島教室の生徒さん作品です。
カレンダーに使用したイラストの猫ちゃんのシルエットを見本に描かれました。
こちらも単色ではなく、黒色の中の様々な色を加えながら意識は、立体を描くことに注意を払って取り組まれました。
写真で改めてみると風景の遠近感が弱いかな?
遠くは、もう少し淡くしても良いかもしれませんね。
2匹の猫ちゃんはどんな気持ちなんでしょうね。優しく何をみているのかしら。
想像が膨らみますね。

まとめ

今回の生徒さん作品を通して、色から感じられる創造について少しまとめておきます。

パステルってほんとたくさんの色数があります。いまだにどうしてなのかわからない私ですが、混色していくと無限大ですよね。
まっさらの紙では想像もつかないことが、色を重ねていくうちに気づき、世界が生まれ広がっていくようです。

さらにシルエットなど単色で塗りつぶすのではなく、微妙表現を色を加えていくことで凹凸感や感情などが伝わってきます。

パステルってすごい画材だなぁと実感します。

 

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