リズムと呼吸

最近まとめて投稿する事になってしまいます。
さて、生徒さんの作品を紹介する前に、ちょうど三島、修善寺教室の合間に寄らせていただいた、中伊豆図書館での原画展の様子をちょっと紹介します。


俳句絵本 ことりのことのは この本の原画と俳句の書が展示されています。
流れるような書を堪能しながら、本になった自分の絵を見て、改めて本と見比べながらのひとときでした。
正直言って原画より素敵な仕上がり具合に感動です。


短冊に書かれた文字は、もちろん本のタイトル文字など書いてくださった方のもので、
流れるような文字の美しさに感動です。
短冊には絵に合わせて台紙で飾られていて、優しい気持ちになれました。
ありがとうございます。

リズムを感じて

さてここからは、生徒さんの作品紹介です。

こちらの生徒さんは、花をあしらった中に猫ちゃんのシルエットを入れながら、デザインして取り組まれました。
猫ちゃんだけでなく、足あとをつける事で動きがいっそう見えてきます。
足跡の配置一つでリズムが生まれてきます。
不思議ですよね。

何度か足跡の位置を変えていきながら
リズムを感じられるようにアドバイスしていきました。
素敵な絵に仕上がりました。ますます楽しんでください。

絵の中に動きやリズムを感じさせるには、モチーフの何かで流れを作ると良いですね。
さらに弾んだリズム、スタッカートだったり、ゆったりとしたリズム、レガートだったり楽譜の音符みたいな感覚ですね。記号なのに眺めていると感じるリズム。

グラデーションを楽しむ

こちらは、体験で参加された方の作品です。
私が画材の中でパステルを選んでいるのは、
自分の気持ちのペースに合ってると感じているからです。
水やオイルの乾く時間など気にせず、
心の動くままのスピード感で進められる画材です。

こちらの生徒さんは、パステルを体験して、
自分の呼吸に合わせてゆったりと空のグラデーションを描かれていかれました。


空の色の変化やグラデーションを楽しまれたのではないかと感じています。
とても丁寧で綺麗に仕上げられています。

夏を表現したくて

夏らしくひまわりを描いてみたいと、取り組まれた生徒さん作品です。
ひまわりを描くのにぼやけてしまいがちなのが花びらの輪郭です。
夏の強い日差しを浴びて青空にくっきりと見える向日葵。
花の輪郭をしっかりと見せるために青空の部分で表現します。
花びらの間の鋭角な空の色をくっきり入れる事で花がはっきりしていきます。
あまり描き込みすぎないようにして、
花の重なりの部分は手前をしっかりと、奥の花をややぼんやりと。
それは葉の部分も同じです。光と影の差を大きくつける事で、強い日差しを感じさせる事ができます。

花びらのしなやかな部分の表現、光の強弱など苦戦したようですが、
夏らしい絵になりました。
描いてみたいモチーフを目一杯楽しんで描いてください。
次回も楽しみですね。

想いを込めて

愛猫ヒナちゃんシリーズ。
今回は描き手の方がハープを習っているという事で、
生まれた素敵なストーリーが絵になりました。

ヒナちゃんの様子も伺っていると、猫とは思えない。そう感じさせてくれます。
星空の瞬き。ハープを奏でたのは流れ星?
それを見ていたのはヒナちゃん。
そんなイメージで進めていかれました。
仕上げに南十字星を配置して…。
リズムと呼吸が伝わります。

ロマンチックな絵に仕上がりましたね。
この絵のクリアファイルがあったら私買います。

皆さん今月もいっぱい楽しまれています。
これからも心地よく楽しく描いていってください。

 

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