心に栄養をいただきました

今年も吉祥草が咲きました。

葉の陰でひっそりかくれんぼでもしているように咲く花です。
何かいいことありますように…。

先日、俳句絵本の絵を描かないかと、お話をいただき、ただいま進めています。
自費出版されるようですが、読ませて頂いた俳句は、
どれも心に直接語りかけてくれるようで、
この俳句たちに絵をつけさせていただけるなんて、なんてラッキー!
目下ワクワクしながら進めています。

そして、一昨日の雨の日。
行ってきました。朗読劇。


古い知人、友人が関わっているこの朗読劇。
流石です。

わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です

この一節から出会いが始まりました。
宮沢賢治をテーマに主人と二人展を行った時、来てくださったのがきっかけで
頻回に連絡を取るわけではないですが、忘れることはない古くからの知人として今に至る方です。
その方の演出で、以前一緒に働いていた同僚も出演するとのことで、
この日だけは、他の予定を入れないようにして、ようやくいくことができました。

ありがとう!行けてよかったです。
生演奏のギターとチェロの音に包まれて、脳裏に染み入ってくる語り。
おそらく最小限の動きで、でも情景はくっきりを浮かび上がってくるようでした。
感動的な最後のシーンに、ちょっとうるっとしてしまいました。
一部が終わって、ボサノバ、ギターとシンガーとチェロ奏者のセッションミニライブ。
粋な計らいにも感謝です。

たっぷり心に栄養をいただきました。