光と影 輪郭の処理 そして表現

今回も生徒さんの作品を紹介していきますが、その前にちょっとお散歩。

三島市内にある対面石のあるところへ

入り口には茅の輪潜りの輪が…。
傍に回り方の説明の看板もあり、初めて茅の輪くぐりを試みました。
御利益ありますように。

ここが頼朝と義経が対面して座ったとされる対面石。

傍には、ねじり柿と呼ばれる柿の木の幹が不思議に立っています。
頼朝が食べようとしたところ渋柿だったのでねじって傍に捨てたのが
のちに2本の幹を絡ませてねじりあっていた柿の木に成長しそう呼ばれたそうです。

ほとんど歴史に疎い私ですが、こうして穏やかにひとときを過ごすと
不思議と歴史というよりその時代の人を感じます。

一瞬の輝く時間

細い月と星が一つ側で輝く時間、電線と鉄塔が沈みゆく太陽の光を残しつつシルエットが美しい。そんな一瞬を写真にとらえた生徒さんが絵に仕上げた作品です。

広い面積を占める空のグラデーションをきれいに仕上げるポイントは
指跡が残らないように筆圧を軽くしてできるだけ小さな回転で
パステルの粉を広げすぎないで表面を整えながら進めていきます。
シルエットではありますが黒一色ではなく
そこに感じる色を加えていくと深みが出てきます。
印象深い絵になりましたね。

風を感じる

久しぶりに修善寺教室に参加された生徒さん作品です。

走る馬のたてがみが風を感じさせる作品ですね。
見本の写真をもとに馬をスケッチ。あたりをつけて、
バランスを見ながら進めていかれました。
中心線を決めて顔の長さに対して体のながさ、幅、足の長さはどのくらいか?
などなど、スケッチしながら次第に細部に進めていかれました。
途中、全体のバランスを見ることで形の崩れも修正していきます。
今その時に描いている部分にばかり目が行ってしまうと
全体のバランスが崩れていくことがあります。
それは形に限ったことではなく、色や光と影のバランスにも言えることです。
そんな時は離れて見たり、目を細めて見たりするとわかりやすいです。
風をまとった勢いのある馬になりましたね。

イメージを膨らませて

さてこちらは島田教室の生徒さん作品です。
現実世界とイメージの世界を一枚の絵にまとめたい。
そんな思いをイラストに仕上げられました。


馬の表情が印象的です。
実在の馬と、背景に馬の個性を思わせるイメージの世界を繰り広げた作品になりました。
物語が広がっていきそうな世界観ですね。
実在の馬の筋肉を意識しつつ光と影のコントラストを丁寧に仕上げられています。
輪郭の処理もきれいですね。背面のぼかしも効果的になりました。
とても表情豊かな作品です。

今回も皆さん楽しんで描かれています。これからも楽しんでください。

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