表面の整え方

先日の三島・修善寺教室の生徒さん作品紹介です。

パステルで彩色していく場合、タッチによっては、表面を滑らかに仕上げたい場合もあります。
かと思えば、勢いのある力強い表現や、スピード感のあるタッチなどなど…。

さまざまな表現のタッチは、直接パステルを擦り付けて描いたり、指でぼかしたり、シェーパー を使ったりなどなどいろいろありますが、どの表現でもポイントになるのは、筆圧だと感じています。それと色を運ぶスピード感。

一枚の絵を仕上げていくのにおそらく感覚でこれを使い分けていると思いますが、
中でも、生徒さんたちの多くは滑らかな表面作りにには苦戦されているようです。

滑らかな表面を作るには、筆圧を軽く、小さな回転でパステルの粉を紙の目に埋め込むイメージで少しづづ進めるのがおすすめです。
小鳥の頭を撫でてあげるくらい、やさしくそっと混色していきます。
途中で画面から手を離さないでぼかしながら、
画面の外で手を離すとムラなく仕上げることができます。

風景にイメージをコラージュして

こちらの生徒さんは、ご自分で撮った写真を元に、画面を構成。
できるだけシンプルに遠近感を出して仕上げられました。


空の感じもいいですね。
ひろーいお花畑と空。そこにとんがり屋根のお家
のんびりと佇んでいたいです。

更に時間があったので、星座を一枚描く事になりました。
後日開催の体験イベント用に準備していた星座を描くための
星座シート(手作り)を使って取り組むことになりました。


これは、おうし座ですね。
星座モチーフの場合、はいけいの星空は決まりもなく色遊びです。
あとは前もって用紙しておいたシートを使って星座の星を入れます。
詳しい描き方は、また別の機会に紹介しますね。

短時間でしたがとても素敵なせいざになりました。

これからも、いっぱい楽しんでください。