先日の生徒さん作品を紹介します。
教室では、最年少の小学4年生の生徒さん。
パステルの扱いも少しづつ馴染んできたようです。
普段生徒さんには、下描きをして、
下絵ができたら本番の用紙にトレースして、
パステル鉛筆などでさらに下絵を完成してから彩色に入るのですが、
この作業って結構地味で、何度も何度も同じ絵を描くことになります。
流石に小学生の生徒さんには描きたい気持ちを
削いでしまいそうなので、どんな絵にするか
ラフスケッチだけ描いてから、
本番の用紙にいきなり描くようにしています。
印象的な部分が強調された絵になっていきます。
描きながら、細部は実際にモチーフを見ながら
「こうするとクッキリできるよ。」
などのアドバイスをしていきます。
今回は、劇団四季のキャッツ公演を
見てきた生徒さんが描いた作品です。
ラムタムタガーがとてもカッコ良かったようです。
ふわふわの立髪みたいな毛並みや表情ものびのびと描かれました。
感動が薄れてしまわないうちに、その印象をのびのびと描かせてあげたい。
お上手な絵ですね。とても小学４年生の絵とは思えない。テーマに関する発想でも、描き方でも。
将来がとても楽しみな子供さんです。
そうですね。固定概念にとらわれない、パワー全開。私自身も、忘れないように描いていきたいです。