昨日は三島・修善寺教室でした。
途中雲が多くて富士山は見ることが出来ず、
いつものように三嶋大社でお参りをして、カワセミさん探し。
今回は会えず。後で聞いたら、この時期は、
パートナー探しで出掛けてるらしいです。
こんな日もありますね。
それでも三嶋大社の池の辺りは、
枝垂れ桜がチラホラ咲き始めてる木もありました。
写真資料に撮っておこう。
三島教室にて
今回は生徒さんの作品を紹介しながら、
いくつかポイントをお伝えします。
一回で、短時間に簡単にできるのを描きたい
と要望があり、10センチ角の小さな画面に
描くことにしました。
朝日と海の風景に取り組まれた生徒さん。
空の雲の表現がいい感じですね。
雲のストロークに関しては、別の用紙にパステルを持って
力を抜いて紙にパステルを直接描き進め
強く押し付けて描き進め
止めないで力を抜いて払う
といった感じで練習していただきました。
線を描く時にもそうですが、
筆圧やストロークは大切なポイントです。
何度か別な用紙に練習して感覚を覚えるといいです。
練習の成果が出ましたね。素敵です。
輪郭を見せる描き方
こちらの生徒さんは、薔薇の花に挑戦されました。
花びらの重なり具合やしなり具合、輪郭の見せ方、
奥行きの陰影など、様々な要素が含まれます。
まず、とても暗い奥の深影部分を入れておくと、
迷いにくいかもしれません。
一枚の花びらを描くために
その花びらの輪郭がわかるように周りの色を入れます。
奥のものから手前のものへと移動して
描いていくとわかりやすいかもしれません。
影の強い部分と光の強い部分を面でぼかして繋いでいきます。
この時、花びらのしなり具合丸みの方向を
意識してぼかしていきます。
小さい画面なのでほとんどパステル鉛筆を使用
しましたが、綺麗に仕上げられました。
線を残さないようシェーパー を使っています。
素敵な絵になりましたね。素晴らしいです。
修善寺教室にて
修善寺教室では3名の方が仕上げられました。
想いのこもった作品になりました。
カワセミへの愛情たっぷり
ご自分で写真撮影したカワセミ。
この子はなかなかハスの花の上に止まってくれなくて、
ようやく止まってくれたところを
写真に収めたのだそうです。
瞬間の出来事への想いが溢れる作品になりました。
たっぷり時間をかけて取り組まれた作品です。
その分自分のペースで、絵と向き合いながら楽しまれました。
絵と向き合って楽しむことって、本当に素敵だと思います。
うまく言葉にできませんが、何かが
心のはぐくまれていくように感じています。
蓮の葉のウェーブにも苦戦されたようです。
カワセミの表情もちょっとヤンチャそうな感じで可愛いですね。
天使の微笑みは癒されます
こちらは、天使を描きたいと参加された方です。
SMサイズ(22.7センチ×15.7センチ)の用紙に描かれた
小さな天使の表情を出すのはなかなか大変で、
目や口元など頑張りすぎるとかえって
キツくなってしまいがちです。
ここは、笑った感じになるように線で
表現することになりました。
手に持っているリースもこと細かく描くのではなく、
リースみたいな花のリング持ってるんだなぁと伝われば
いいですよ。とアドバイス。
花や葉っぱの濃いところや明るいところを
捉えて色を置いていく感じで仕上げていきます。
空いた空間もしゃぼん玉を加えてさらに素敵になりました。
お母様へのお誕生日に
この日はお母様のお誕生日。
富士山の絵をプレゼントするのかな。
富士山の形をトレースして、背景の空から描いていきます。
この時も富士山の輪郭がわかるように空を入れていきます。
空のグラデーションの運び方を遠近法で作っていくことで、
奥行きのある空に聳える富士山ができて来ます。
山の雪は後にして、富士山の色を入れ手前には梅の花。
梅の花をくっきり見せるために、
輪郭の外側の色を置いていきます。
特に切れ込みの深い部分は暗い色を入れて
輪郭を見せていきます。
途中お母様が先に帰られる時、みんなでハッピーバースデーの歌のプレゼント。素敵な時間をありがとうございます。
気持ちのいい富士山になりました。素敵です。
楽しい時間をありがとうございます。
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