パステルで描くスピードもまちまちです。
手がのってる時はあっという間に仕上げてしまったり、なかなか決まらないで時間のかかる時もあります。
どのタイミングで、完成にするのかは、描き手が、決めることです。
自分がその時点で納得いけば完成。そう伝えています。
私自身、早く仕上がったり時間がかかったり、一旦絵から離れて何日も経ってから見直して描き直したり描くスピードはまちまちです。
何となく納得いかず何年も寝かしてしまうこともあります。
パステルという画材は、自分の心のペースに合わせて描いていけるところも魅力の一つです。
今回紹介する生徒さんの作品も、じっくり時間をかけた方、一回の講座で完成させた方などまちまちです。
アニメのキャラクターから光と影を学ぶ
最年少の彼女は、アニメのキャラクターを描いていました。
画像を見ながら特徴を捉えて表情豊かに描いています。
アニメのキャラクターを見本にすると意外と光や影に区切りの作りの勉強になります。
意識しなくてもいつのまにか…。
数回の講座で仕上げていました。
じっくり時間をかけて細部を丁寧に
こちらの生徒さんはじっくりと時間をかけて仕上げられました。人物は表情がほんの少しの筆圧でも変化してしまいます。口元、筋肉etc
背面の曼荼羅模様はステンシルシートを使っています。
なるべく一体感が出るように気を配りながら慎重に色を入れていかれたようです。
完成に近くなると、全体を眺めては細部に手を加える。この繰り返しで、
焦らずじっくりと時間をかけて完成されました。
旅の想い出の写真を切り取って構図に変化をつける
こちらは2Lサイズで描かれています。実際の沖縄旅行の写真から
屋根の部分を切り取って描かれました。青空に特徴のある屋根瓦とシーサー。
描き手のテーマがよくわかる作品ですね。
撮った写真を表現したいイメージで構図を作るのも楽しいですね。
こちらは、2回の講座で仕上げられています。
羽を描きたい
こちらの生徒さんは、今回羽を描きたいと、取り組まれました。
ふわっとした白い羽を描いてみたいとのことでした。
羽が浮き出るように背景で形を表現する。
羽の中心線でしなり具合を表現する。
羽の中心ラインを白く盛り上げ、影をつける。
と言ったところがポイントになっていきます。
仕上げに羽のふわふわした部分は、白いパステルの粉を落として
短くフリックするようにした上で、後はシェーパーやパステル鉛筆で整えていきます。
一回の講座で仕上げていかれました。
色遊び
こちらは体験で参加された方の作品です。
白鳥座を描く事にして、パステルで気ままに色をぼかしていきます。
後は型紙で星座を白で埋め込み、その後に大きな星や小さな星を描き入れ
白のパステルの粉を撒き散らし夜空の星を表現していきます。
心のままに色遊び。
パステルって素敵だなぁと実感しています。
こちらは生徒さんが、描いたものですが、気分は抽象画。
心のままに色遊びです。
自分の気持ちの赴くままのペースで取り組めるのがいいですよね。
今回は長くなりましたが、みなさん自由に楽しんでいただいています。
それに関わることができて私も楽しんでいます。
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